こっこにゃんのお部屋

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【漫画ネタバレ】第932話 将軍と花魁【ONE PIECE】

小紫が狐の面を着けて三味線を弾いている。
この曲を演るとき、何故かいつも面をつけているそうだ。

おロビ(ロビン)が福ロクジュ率いる忍者、オロチお庭番衆に囲まれている。
名を名乗れと言われて、「丑三つ小僧」であると答えたおロビ。
手裏剣を投げられ捕らえられてしまうが、それは分身だった。ハナハナの実の能力を使ったものか。
本体のおロビはナミ、しのぶさんと交信する。城内に最低11人の忍者がいることを伝える。
逃れて、宴会場に戻ったおロビ。

オロチは酒を飲みながら、小紫にメロメロだ。
どうやら狂死郎の遊郭から出た女らしい。
例え亡霊であっても敵は圧倒的な力で潰さねばならぬ、おでんの意志は生きておるとオロチ。
既に全員死んだおでんの家来「赤鞘九人男」の規格外の強さや、リーダー格の錦えもんの頭が切れること、20年後の今のワノ国に復活し自分の首をとる準備を進めていること、モモの助も生きていて光月家の復興を狙っていることなど語る。
回りは(とんだ妄想だ…)(どこまでご小心)と呆れ気味。
そのときどこからか笑い声が。
声の方を見ると、おトコちゃんが笑っている。
小紫が止めるのも聞かず切りかかるオロチ。
なんと小紫は、オロチに平手打ちをした。
「謝れ」という周囲の声に、「イヤでありんす わちきは誰にもへりくだらぬ!」「我が正しきと思わば一歩も譲る必要はなし」と謝る様子のない小紫。

オロチが悪魔の実の能力を使って?ヤマタノオロチに変化して襲いかかる。

感想
狐の面は何かの意味があるのか?
三味線を弾きながら顔を見られてはまずい理由が…?
スピードの馬の笑顔みたいに、三味線である曲を弾くと物凄くブサイクになってしまうとか?
何なんだろう。わざわざセリフにしているくらいだし、何かしら意味はあるだろうな。

この回で狂死郎も小紫も印象がかなり変わった。
「遊女を犬か何かのように言いなさんな…人は花よアンタがきれいな水でなけりゃ女もしとやかに咲くもんかね」
「ヤクザ者はどんな三下でも盃交わせば親子でござる」
狂死郎、なかなかかっこいい。
ビッグマム編のカタクリみたいないいライバルになりそう。

小紫も悪女っぽい印象が強かったけど、おトコちゃんを大切に思っている所や誇り高さがあることがよく分かった。

オロチは…ただの妄想なのか?どこかで錦えもん達が生きていることを知る機会があったのか?
明らかに小物っぽいオロチだから単に怯えてるだけなら良いんだけど、もしどこかから情報を得ているとしたら?
なんとなく不穏な雰囲気。
それはそうと名前通りの能力であることが分かった。
リュウリュウの実幻獣種「ヤマタノオロチ」って所だろうか。