こっこにゃんのお部屋

料理と漫画の考察でもこっそりと

【漫画ネタバレ】第117話 ベータカロテンの祭壇【BEASTARS】

ヤフヤとレゴシ、いよいよ対面。
その部屋は夜景の見えるにんじん畑になっていた。
ヤフヤ専用の応接間兼食料庫になっているらしい。
レゴシにも特別ににんじんのフルコースが振る舞われることに。
レゴシはゴーシャと似ているが、果たして内面も似ているのだろうか。探ろうとするヤフヤ。
警視庁の最上階に自室を持っていること、にんじんのあまりの美味しさに、素晴らしい食事をいつもしていることなどから、レゴシはヤフヤがビースターではないかと考え、直接聞いてみる。
だがそれには答えず、ヤフヤは理想を語る。
「ここのにんじんは特別なんだ。完璧な温度と湿度を保って、適切な量と時間の水やりで管理されている」
「にんじん畑にも社会にも同様に僕は常に完璧な姿を追い求めているんだ」
レゴシは、社会の不完全さも好きらしい。不完全なままでなりたっているのはヤフヤさんのおかげだと返すが、それがヤフヤの逆鱗に触れてしまう。
そして、衝撃の事実が語られる。
ビースターになるとなんでもひとつ望みが叶うらしい。
ヤフヤの望みは、自分が罰した肉食獣を食料の肥料にすることだった。
逃げ出そうとするも、ヤフヤの蹴りに転がされるレゴシ。
レゴシの食肉が善か悪か?ヤフヤは、僕の判断次第では肥やしになってもらうと、レゴシを脅す。

感想
草食獣があれだけか弱く描かれているなかで、ヤフヤの強さは確実に何かあるだろうな…とは思ってはいたが、なかなかにショッキングだった。
真異種格闘大戦という漫画に肉食して強くなったシマウマが出てきたのを思い出して、ヤフヤも食肉したことがあったりするのかな…とか思ったことならあるけど、そういう風に摂取していたのか。
どちらかといえば肉食獣との混血の線がメインで考えていたので、意外ではあったね。
異種婚をあれだけ嫌っているのは、ゴーシャと一緒にビースターズになれなかった理由の他に、自分が混血で家庭環境が悪かったりいじめられたのかな…とかも少し考えていた。
それはそうと、ヤフヤはゴーシャへの憎しみが強いからレゴシの身も危ない気が…。
どうなる、レゴシ…!